歯と歯ブラシの模型
目次
病院の受付

歯科に対する雑学には様々なものがあります。
よく利用されている歯医者さんとそうではない所の違いや、一口に歯科医院といっても様々な種類の歯医者さんがあるなど、枚挙に暇がありません。
例えば、日々患者が絶えない歯科医院の特徴としては、入りやすさがまず挙げられます。
エントランスの清潔さや扉の大きさ、明るさ等入りやすいと患者が見ることができれば、自然と足も向きます。

院内の雰囲気も大事です。
明るく清潔感があり、整理整頓がされている院内であれば、気持ち良い時間を過ごすことができます。
待合室で気持ちよく過ごすことができれば、治療による痛みや不快感にも良い影響を及ぼすことがわかっており、その点を理解している歯医者さんは人気が高いです。

スタッフの対応も重要な要素です。
院内に入った時明るく元気な挨拶や声かけがあれば、それだけで気持ちが軽くなります。
治療に対する不安を抱えていたとしても、少し前向きな気持ちになれることは、患者にとってありがたいことです。

カウンセリングする歯科衛生士

カウンセリングを丁寧にやってくれるところも人気は高い傾向があります。
ただ治療する部分だけを見て、いきなり治療に入ったのでは患者の気持ちはくみ取ることができません。
何に不安を感じているのか、治療によってどうなりたいのかなど、話をきちんと聞いてもらえれば患者は安心して治療に臨むことができます。
その点を理解している歯医者さんはカウンセリングがとても上手です。

他にも、歯科医院に関する雑学は実に多くの種類が存在しています。
その中でも、よく話題として取り上げられている雑学が歯科医院の数の多さです。

特に日本には、驚くほど多くの歯科医院が存在しています。
自分の身近な問題として考えるとよくわかりますが、通える範囲でどれぐらいの数の歯科医院があるか頭に描いた時、多くの人は複数の歯医者さんが思い浮かぶはずです。
それほど歯科医院は身近にたくさんあります。
例えば、歯が痛くなったり、口の中の具合が悪くなった時に治療に通うと考える場合もそうです。
治療をしてもらえる歯医者さんは家の近くや会社の周辺など、複数の医院が浮かぶ人がほとんどです。

それが、やや特殊な歯科医院だったとしても事態はあまり変わりません。
口腔外科や矯正歯科・審美歯科・小児歯科等、どんな歯医者さんでも1つや2つは自分が通える範囲でイメージすることができます。

その他の一般的な病院である内科や皮膚科・耳鼻科・泌尿器科・脳外科等と比較しても、その数の多さは際立っています。
それぐらい歯科医院の数は多いのです。

なぜ歯医者はこんなに多いのか?

歯医者で施術される目線

なぜ日本にはここまで歯科医院や歯医者・歯科医師が多いのでしょうか。
その背景を紐解いていくと、また新たな雑学が浮かんできます。

日本には神社が約81000あります。
古くから日本の文化として親しまれている神を祀る社がその数です。
一方で、歯科医院の数はなんと、約68000と驚くべき数です。
東京や大阪など人口が集中している地域にたくさんの歯医者があるのは理解ができますが、それ以外の地域でも歯医者は驚くほどの数を見つけることができます。
神社の数には及ばないものの、これだけ多くの歯科医院が存在していることはかなりの衝撃です。

我々の生活を身近に支えてくれる存在としてコンビニエンスストアがあります。
コンビニエンスストアもその数の多さが特徴的ですが、日本全国での店舗数は、約55000軒と言われています。
あれだけ店舗数の多いイメージがあっても、歯科医院には遠く及んでいないことが数字にしてみると一目瞭然です。
ちなみに過去を遡っても、コンビニエンスストアが歯科医院の数を上回ったことは1度もありません。

これほど歯科医院が多くなった理由を探るための鍵は、大学の歯学部の定員数にあります。
医学部の定員が約9000人であるのに対して、歯学部単独で約2500人もあります。
歯科医師のたまごがこれだけ多いとなると、就職先である歯科医院はそれだけ多くの受け皿を持たなければならないのが現実です。

歯学部の卒業生の数と比較すると、総合病院や大学病院で歯科を持っているところは限られています。
大学に残って研究の道に進む進路にも人数は限られており、開業するという選択は多くなります。
就職先を求め、たくさんの歯科医師のたまごたちが開業した結果が現在の歯医者の多さにつながっているのです。

国民の健康に対する意識や知識の向上から、口のトラブルは減少傾向にあります。
人口そのものも少子高齢化で減少しているため、歯医者の数とバランスが合わなくなってきました。
患者さんを呼び込むための競争は熾烈になり、人気があるとことそうでないところの差が生まれやすくなります。
それぞれが独自の治療を展開したり、治療に専門性を持たせたり、平日夜遅くまで営業をしたり、土日にも診療をしたりすることで差別化を図って、多くの患者さんに来てもらえるよう努力を重ねているのが現状です。

スタッフの対応や先生が行うカウンセリングも含めて、ソフト面・ハード面両面で患者さんに来てもらいやすい環境を整える歯科医院がますます増えています。